LYRICS...TAKA-MIC 高舞句

7inch " TAKA-MIC 高舞句 - Matsuyama Feat. 茂千代 & Shing02

Written by 茂千代 (Shigechiyo) & Shing02

Shing02


天下泰平の世は戦もあらず
だが水平線に乱世の兆し
必ず、歴史は繰り返しながら
軸は動き、螺旋を描く
ペンは剣よりも強し、
訳せば筆は刀に勝り
腐った世相を斬る、バッサリ
幕府と重なる政府に何
も期待出来ない時代、次第に浮き彫りに
真実を語る者は檻に
閉じ込められるか口封じ
手の平返せぬ自由人
藩とレーベル、財政は底を付き、
大名とオーナーは曰く付き、
報酬の印税は米俵
暴落の一途、雀の涙
なら独り立ちすれば茨の道
主持たずに歩く日々
浪人は口八丁手八丁
巷は未だに(check it out y’all)
刀を振り回す、大道芸
奴も予期せぬ大どんでん
士に反する坂MC
己を貫けばこそ武士

茂千代



(hook)


虫抑え 蕎麦啜り 高楊枝
片方の先で耳掃除
床几に胡座で詰将棋
つまらぬ物は斬らず放置
お陰で都で云うマイノリティー
人いきれ人知れず前のめり
馬の耳にお上の減らず口
まるで敵討 無念晴らすまで
身構えな 障子の影法師
初夢もあの虎にアプローチ
目覚めたらいつもの袋小路
mic持つ手には竹箒
砂混じりの唾吐く高mic
空財布 試される免罪符
世間の見方じゃ爪楊枝
俺からしたら千枚通し
お師匠はいつもの赤提灯
天下御免の荒療治
俺は松山の庫裡に参って精進
音に入り無我の境地
運を授かりに勝尾寺
鬼も首振る句が詠めますように
偽りの名声 サグな郷士
茂千代 喰わねど make music



(hook)


合わせろ反り 流浪の果てのflow
左 三十郎 ghost dog
音旅俄流で高mic
大志無くしてこの世は儚い
汗と油にまみれ 得るまかない
日々明解 修行が足らない
手傷の数増すskill 待つ天命
ここで会ったが百年目



吹き矢に倒れた轍(てつ)を踏まずに
浮浪同士で徒党を組まずに
名声を得た者には恨めしく
業界の置き去り冷や飯食う
光と影は表裏一体
正義は銭とは限らない
忠義を誓った隠密の如く
命懸けで奥義を守る



(hook)



produced by Matsuyama

mastered by SUI at K7STUDIO

cover art by Spel Killz